前節、パレルモの桃色地獄をなんとか引き分けでかいくぐったものの、ローマに勝点差3までつめられたネラッズーリ。水曜日の今日、カーザでの試合。確実な勝利が求められる。
トルドとジュリオ・セーザルがともに怪我。そのためOrlandoniが今季初先発。Maicon、Cordoba、Chivu、Maxwellというディフェンスライン。ちょっとちびっ子センターバックだが、ジェノアは速いアタカンテがいるのでこれもありか。中盤はFigo、Cambiasso、Zanetti、Cesar。ヴィエラさまとデキが怪我で週末にはユベントス戦なので今日はダクールはサブということだろう。アタカンテはCruzとCrespoのアルゼンチンコンビ。ズラタンもベンチ。
開始8分。先週末フェッラーリスで好調ヴィオラ相手に0-0の試合をしたジェノアに対し、かなり攻撃的なメンバーといえるインテルがまず一点。コルドバが頭で決める。1-0。
20分過ぎからジェノアもいい形を作る。3トップが速い。インテルはセットプレーを何度か得るがネットを揺らすまでには至らない。
気になったのはオルランドーニ。コーナーキック時の飛び出しでボールに触れないというプレーがいくつかあったのは問題。もっとも、一対一の飛び出しにはみるものがあった。
前半はこのまま終了。
後半4分。フィーゴがうまいファールをもらい、キヴがフリーキック。キーパーがはじいたこぼれ球をカンビアッソが右足でネットに突き刺し、2-0。ほぼこれで今日は決まりと感じる。
得点後、マイコンが右サイドからつっけかけた後の1分間、うしろでボールをまわしていたネラッズーリに強さを感じた。得点後は時間を殺す。大事なことだ。
しかし10分にクレスポが余裕をかましながら大きくはずす。大笑いしてしまった。すぐにジェノアのレオンのシュートをオルランドーニがケ・パルティータ。12分にはセーザルが一対一をはずす。15分にはジェノアのセットプレーで肝を冷やす。なんだか忙しくなってきた。ネラッズーリらしいといえばそうかもしれないが、落ち着こう。
この間、カンビアッソがスーペルな逆サイドクロスをふたつほど。すごいぞ。また得点シーンもそうだったが、左コーナーなど左足有利な場合はキヴがセットプレーのキッカーとなっているのも今日めについたこと。ルーマニア代表ではフリーキックを蹴っているキヴだから何も問題はない。フィーゴにプラスして左足のオプション追加だ。
ジェノアの時間帯が続く中、キヴがクレバーな守備で何度か切り抜ける。ネラッズーリにチャンスもあるのだが決めきれない。
25分。クレスポにかえてスアゾ。現状、ジェノアが前がかりでスペースがあるため、カウンターを狙うという目的なら的確な交代と思えた。スアゾもここまでまだ得点がないのでチャンスだろう。
しかし29分にジェノアでは最も危険なレオンがスルーパスに抜け出して得点を決める。2-1。獲れる時にとっておかないとこうなる。などとよくある言い方をしてしまって反省。
1分後。コルドバからのフィードを相手ディフェンダーがぎりぎりでキーパーにクリア。そこに飛び込んできたのが代わったばかりのスアゾ。キーパーより一瞬早く足を出す。ボールはゴールマウスへ楽しげに吸い込まれる。スアゾの今季初得点。3-1。
スアゾならではの速さが得点につながった、まさに今季望まれていたプレー。相手が前がかりに来た時のオプションだ。得点後の大歓声とスアゾにかけよるチームメイトの姿が、待望の得点であることを物語る。
ついでネラッズーリはブルディッソをピッチに。セーザルに代わって中盤、カンビアッソ、サネッティとともに真ん中に入り、4-3-1-2か。
終盤、フィーゴに代わりソラーリ。ソラーリは右に入り、4-4-2に戻す。
86分。スアゾがスピードでディフェンダー陣を振り切り、リゴーレを得る。これをクルスが決め、4-1。
後半は出入りの激しい流れになったものの、ズラタン、ダクール、サムエルを使わずに得た4-1の勝利は大きい。しかしながら、ヴィオラ、縞馬、ローマも揃って勝利したため上位陣は変わらず。いよいよ週末の縞馬戦がひとつの山になってきた。