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venerdì 12 gennaio 2007

闘牛を喰らう(というほどでもない)

一週間ぶりに牛小屋を訪ねた。徳之島で負けた牛が一頭増えていた。ちょっと小さい。とにかくも、この近辺の牛はほぼすべて体調は良さそうだ。

などと思っているうちに、酒盛りに突入。わたしは時々参加する程度だけれど、この場所で、ほぼ毎日、この地区の闘牛関係者による酒盛りが開かれている。

今日はこの正月に行われた大会のビデオを見ながら(当然の屋良ビデオ製)。1月3日の南部の大会だったが、お世辞にも良い大会とはいえないように感じた。牛同士が合わないことも度々。牛そのものも、このあたりに比べると…。これで3000円か。それでも話によれば、このビデオの南部のGは最近、闘牛を飼う人が増えてきた地域。「あのFだって最初の頃は似たようなものだった」。つまり、4,5年すればそれなりになっていくということなのであろう。

と、いった話などをしながら気がつくとなにやらさいころ上の肉を焼いている。闘牛の肉だという。

角が折れる。はらわたがでてしまう。足の骨が折れ治る見込みがない等。戦えなくなった闘牛は多くの場合潰される運命にあるが、その肉は関係者に配られたり、または「たすけ」という互助的購入に供せられることがある。細かなことは聞かなかったけれど、とにかくいま焼かれている牛肉はどこかで廃牛になった闘牛の肉なのである。

話には気いてたし、食べている風景を見たこともあるのだけれど、食べてみたことはない。が、良い機会だし、いわれるままに、闘牛肉デビュー。ひとかけらを口に放り込む。味は醤油としょうが酒というあたりで悪くはない。悪くないのだが、ん?。

噛む。いや、噛み切れない。堅い。筋だらけ。前歯で歯を立て、奥歯で磨って、くちゃくちゃと。どんどん肉の味が出てくる。味はいい。しかし、くちゃくちゃと。味はいい。でも、厭きてきた。くちゃくちゃと。結局。ほんの1cm角の牛肉を食べきるのに5分以上の時間を要した。

口の中でくちゃくちゃしていると誰かがいう「この肉、それ」。その「それ」の方向には、先ほどのG地域主催の闘牛大会のビデオが再生されている。カメラは角が折れてしまった牛の敗戦後の姿を追っている。「その牛だよ。この肉」。ビデオで牛を見ながら、その牛の肉を食うというある意味得がたい体験であったのかもしれない。

肉の堅さ=闘牛の筋肉なのだろうが、噂以上の堅さ。ガムやグミなんてものではない。いや正直、2個目は噛み続けるのを放棄してぺっと吐き出してしまったわたしなのだった。本当に堅いのですよ。

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