そばと山羊雑炊の日
ちょっと午前中に那覇に用があったので、軽くいなしたら、そろそろお昼。おなかがすいてきた。そばでも食べようかなと久茂地(くもぢ)の交差点で考えていたら、国際通りを通らず58号線を北上するバスが来た。その瞬間、安謝(あじゃ)まで行って、「あじゃず」に行こうと決心。
20分後、あじゃずに到着。おいなりさん一個とそーきそばを所望。
ここは麺も汁もたぶん那覇では最高の部類に入るそば屋なのだけれど、このそーきもかなりのもの。うれしいことに骨付きそーきと軟骨のそーきが入っていて異なる肉の味わいを楽しめる。
店名どおりのJAZZをBGMにあっというまにごちそうさま。おいしかった。那覇ではやっぱり「あじゃず」だなあと改めて納得。
食後は伊佐経由のバスでコザ。コザで用を済ませてから、10日ぶりぐらいに牛小屋へ。
今日も三頭ともいい感じである。やはりここに来ると落ち着くだけでなくとても楽しい。牛に草をあげたり、糞を片付けたり、散らかった草を箒ではいたりしていると、電話が。
「ひーじゃーじゅーしーがあるから食べに来い」
歩いてすぐの別の牛小屋からのお誘い。
「ひーじゃー」とは山羊。「じゅーしー」とは、沖縄では炊き込みごはんにも使用する言葉だけれど、雑炊のことでもある。わたしは、焼き飯以外で「ごはんになんらかの処置をほどこしたものを沖縄では『じゅーしー』という」と理解している。つまり、炊き込みごはんにしたり、雑炊にしたりということ。ということで歩いて1分の小屋へ。
行ってみると、いままさにつくっている最中。5分ほどして「ひーじゃーじゅーしー」が登場。日曜日に山羊汁の宴会を開いたそうで、そのあまりの汁にごはんをいれた雑炊風の代物。醤油味で山羊の乳臭い匂いが良い感じである。
この山羊の乳臭い匂い。山羊汁などでおなじみかと思いますが、わたしの経験からランクがあるように感じる。ちょっと勘弁してくれという乳臭さもあれば、いい頃合だと感じる乳臭さもある。これは山羊そのものの肉質や育て方、年齢、屠殺してからの時間などいろいろな要素があるかと思うが、このあたりについて、いまだ明快な答えは得ていない。ただ、こと山羊に関しては喜界島で食べた山羊が一番うまかったなあ、と思いがあった。
ところが、今日の「ひーじゃーじゅーしー」。山羊料理としてはかなりわたしの好み。喜界島の山羊に匹敵するようないい味ぐあい。旨い。
ということであっという間に食べてしまって、あとは宴会に突入。正直酔っ払った。
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