INTER 2-0 Messina またまた問題なし
バルセロナに点が入るとすればフリーキックかコーナーキック。もしくはそれらセットプレー後のセカンドプレーとしか思えなかった世界クラブ選手権決勝。
それもこれもインテルナシオナルがセリエAのような堅固な守備を基本に戦っていたからだ。
試合の流れとしてどちらに点が入りそうかといえば、速攻でインテルナシオナルだろうと思えた。そして残り10分、その予想が幸か不幸かあたってしまって、バルセロナは新横浜に旗を掲げることなく敗れ去った。
バルセロナの選手の中にインテルナシオナルを舐めていた雰囲気も。リーガ・エスパニョールの中堅チームと戦っている感覚といおうか。
その結果がブラジウはポルトアレグレでグレミオと町を二分するインテルナシオナルが世界一となった。
そんな示唆に富む試合をテレビ観戦後のインテル対メッシーナ。
すでにコッパイタリアで倒している相手とはいえ、レーガでは何が起こるかわからない。だが、今のインテルは強力だと思う。かつはず。いや、かたいでか。おまけにこの試合に勝てば、チーム新の連勝記録。戦前のカルニェッリ、グランデインテル時代を築いたエッレーラ。昨季の棚ぼたスクデットまでは最も近いスクデットだったトラップ時代の8連勝を超えることになる。
ふつうなら、力がはいる。しかしいまのわたくしはイヤなやつだ。「今はとにかく勝点を積み重ねることbyモラッティ会長」である。つまりそういう試合だ。
前半、メッシーナは自陣ゴールエリアのスペースを消してインテル攻撃陣の進入を許さない。引きこもりだ。しかし引きこもりとはいえ、セリエAのクラブ。リスクをおかしてスペースをこじ開けようとするインテルの穴をつき、何度かインテルゴールを脅かしてくれる。やるじゃねーか。前節のエンポリほどの強さは感じられないものの、十分に歯ごたえがある。
マテラッツィ劇場第一幕を眺めていたら前半が終わった。0-0。去年までなら、なんで点を獲れないのかと、見ながらイライラしていたところだが、今年は「なんとかなるだろう」という余裕がボクにはある。時代は変わった(笑)。
後半早々、マテラッツィ劇場第二幕。インクレディービレなオーバーヘッドキックが決まる。これでもう勝ったとほぼ確信する。その「ほぼ」が消えたのは10分後。マイコンの超絶ドリブルからズラタン。勝利は確実である。
こうなると、ここのところのインテルのテーマである、アドリアーノのリハビリに入る。アドリアーノが登場し、前節よりもよいパフォーマンスを見せる。
そのまま終了。これでレーガのチーム新記録の9連勝。ふたりけが人が出たものの、この結果にはなんの問題もない。
それよりも水曜日のオリンピコでのラツィオ戦。あの5月5日を思い出すわけだが、それでも最低でも勝点は取れるようにたかをくくってしまうぼくがいるのだった。
そういえば、小笠原が出ていたが、あまり気にならなかった。つまり、普通だったということだろう。
しかしマテラッツィは相変わらず面白いよなあ。怪我すんな。コルドバもお休み中だし、サムエルも怪我をしてしまった。ブルディッソは完全に皮がむけたが控えはアンドレオッリしかいな状況。乗り切ってもらわないと困るのだ。楽しいクリスマスまであと二試合。
通常闘牛として戦わなくなった牛は屠殺される運命にあるので、今回のようなケースは非常にまれだ。闘牛を飼う人間が、ケンカができなくなった、かつて飼っていた牛を買い戻すなんてことは、まず、いや、聞いたことがない。


