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giovedì 31 agosto 2006

一年ぶりぐらいのJ1観戦はJリーグと協会に潰された

▼J1はテレビでやってれば必ず見ているわけですが、観戦に行ったのは1年ぶりぐらいになるかもしれない。なぜってとくに応援しているチームもないわけで、行く必要性を感じていなかったのでした。

▼ところが、今日は、久々のJ1観戦。わざわざ水曜日の夜にいかなくてもと思うけれど、久々にJ1での対戦を見てみたいと思ったので行ってきましたよ。場所はフクダ電子アリーナ。千葉対川崎。ぎりぎりの蘇我。ぎりぎりとは東京在住者にとっては、まあ、ぎりぎり許容範囲の遠隔地であり、いろいろな情報を総合するにおいて、世界標準にぎりぎり合格のスタジアムという意味での「ぎりぎりの蘇我」。

▼南北線で永田町駅で降りて有楽町線に乗ったのが午後4時30分。そこからかつて知ったる新木場へ。ホームから森をみて「今日はまだゲイの方々はいないようだなあ」と呟く。ここから京葉線の快速で蘇我駅まで。蘇我駅に降りたのは生まれてはじめて。スタジアム側は製鉄所跡地とかなんかそんな話を聞いていていたので、もっと殺伐とした鋼鉄の男風の町並みを創造していたのですが、ふつうに地方のひなびた町といった風情。ただ道や横断歩道などは、税金注入(沖縄的にいえば「生コン注入」)しましたよ、という新しさ。ジェンダフリー教育の失笑自治体である千葉が金かけたましたということでしょうかね。まあ、フットボール周りに金かけるなら、ジェンダーフリーの失笑自治体でも許したいと思う、フットボールジャンキーのわたくしです。

▼歩くこと5分。歩道橋を上がると、左前方に、フクダ電子アリーナ(蘇我球技場)が見えて来た。

▼前方や右手は工場群。殺伐とした京葉工業地帯の雰囲気がフットボール的といえばフットボール的。なぜなら工場労働者の娯楽として発展したのがフットボールであり、カルチョであるという歴史があるんですから。規模はフクダ電子アリーナの勝ちですが、この殺伐とした立地は、イタリアのLegnanoのStadioを思い出した次第。Legnanoの場合工場群の中の広場がスタジアムといった感じではありますけどね。

▼早く行ったからか、一個だけ、臨海名物だったカレーを買えた。スタジアムでの飲食というのは、ラテン系の国でのフットボール観戦を基本にしているわたしにとってはどうでもいいというレベルなのではあります。が、あの、そのへんに吐いてってくださいと言っているような悪臭を漂わせる調布のスタジアム、ホーム側にあるケンタッキーフライドチキンに比べたら雲泥の差。月とスッポン。あの調布があたりまえと思っていたら、このくらいでも感動するだろうし、鹿島の煮込みごときでも感動するのもわからないでもない。それでも、この蘇我の食い物の充実度はなかなかだなあと。

▼スタジアムはフットボールを見る現場としてはぎりぎり普通の出来であった。まず意味のないメイン、バックの曲線。わざわざピッチから離すこともないのではないか?。また観客席の角度も消防法レベルなのか物足りないがギリギリ。ピッチを囲む緑色のコンクリートに興ざめ。四隅の搬入口と思しき入口も陸上競技場ならいざ知らず意味不明。調布のスタジアムを設計した建築事務所らしいので、あまり期待してもいけないのですが(それはそうとこの事務所って、なぜかスタジアムとか、公共箱モノ手がけますなあ。どういう利権を持っているのだろうか?とボケてみる)。

soga

▼なんて難癖つけてますが、このフットボール場不足の首都圏にあっては出色ではあります。それが日本のフットボールの現状なので悲しいですが、そういうことを加味しなくても、フットボール場としてはやはり「ぎりぎりの蘇我」でした。

▼さて、本命の試合内容。いや、なんというか川崎の現実的な試合運びにホーム三連敗中の千葉がのってしまったということであろうか。極端にいえば、守備的ミッドフィールダーの差だった。今日の阿部は最悪の部類。それにひきかえ、川崎のぼっちゃん二人組み(中村&谷口)は縦横無尽に走り回っているし、かなりクレバー。おまけに我那覇がやたら献身的だし、それに引き換え、頑張ってるんだけど空回りぎみの巻。そんなちょっとした差がボディブローのように効いてきて、最終的に1-2ということなんじゃなかろうか。

▼というか、この暑さと湿気。ただでさえフットボールをするにはむちゃくちゃな状況に加えて、この夏に、水曜日&週末という連戦を4試合(それも2回)という、キチガイとしかいいようがない日程を組むリーグと協会に怒りを覚えましたね。

▼本当にフットボールを日本に定着させたいとか考えているわけでしょうか?。現在、Jリーグでも駆使のパフォーマンスを見せる両チームの戦いなのに、この試合内容。こんな試合を見せて、金をとるなど、サギといわれてもしょうがないでしょう。こんな試合見せて、初見の人が次の試合を見に来るでしょうか?。わたしはフットボールが大好きですし、それなりの観戦歴もありますから「こんなこともあるわな」と思うわけですが、どうでしょうか。他のエンターテイメントに勝てますか?。

▼もちろんこれは両チームに責任はありません。キチガイ日程を作った、Jリーグと協会にあるんです。百歩譲ってJリーグはこんな日程にしたくなかったとしても、こうせざるをえなかったのは協会の無策と無能ですね。まあ、Jリーグもオールスター、とかいう、見世物小屋のろくろ首より無意味な試合をやめれば、休みいれられたというのもありますけれどね。

▼Jも協会も、そんなに目先の金に転んでどうするのでしょうか?。品がないなあ。フットボールは未来も続いていくわけで、金儲けをぐっと堪えて、次世代のためにと考える、心の余裕、日本人としての品格はないのかなあと思ってしまった蘇我でした。

▼でも、蘇我自体は、(ぎりぎり)ですが、よいスタジアムです。千葉も頑張っているし。また行ってもいいなと思えました。ただ、この感想は、試合のパフォーマンスが良かったからではないところが悲しい。千葉がいいチームになってきているのと、蘇我がぎりぎりだから。だからキチガイ日程だけれど、ここは選手とファンが頑張るしかない。

▼大企業から左遷されたり、ほされたりしたんで、ここぞとばかり利権に群がることにした、Jリーグや協会の品のかけらもない、ご先祖様に顔向けできそうもない額に染みが出たじいさん連中はスルーすることにしましょう。川淵さんは当然、協会をやめるわけですからね(笑)。

▼そう、なんというのかなあ。千葉に感じたのは、選手もファンもなんですが、とても良い人なんだろうなあということ。そういえば試合前のMCが川崎のファンにようこそいらっしゃいました歓迎いたしますみたいなことをアナウンスしていたのですが、おいおい、ミラン対ブレシアかいな?と思ったり。もちろん相手ファンの何人かを病院送りにするとかそんなことをする必要はありませんが、きちんと敵意というものを露にしてくれないとホームの利も何もあったものではない。ファンもおとなしすぎる。負けているのに、拍手してる。ぬるい。ぬるすぎる。考えてみたら、オシム監督を横取りされて、千葉に協会から行った金はたった5000万円らしいじゃないですか。舐められてまよ、それ。いくら社長が川淵じいさんの後輩だからって、そこまで、学閥やら企業閥で事を運ばれて、ガマンしている(はずですよね?)千葉ファン。

▼でも、まあ、この優しさと大人の善良さが千葉の良さなのかもしれません。オシム監督が市原で監督を続けてこれたのは絶対に千葉のファンの人たちの存在が大きかったはず。淡々とふつうのことがきちんとできる人たちなのだろうなあ、という印象。が、それは勝ったのならば言えること。しかし、今日は負けたのですから、まさに負け犬の遠吼えで何かやらかしてもよかったのではないでしょうか。ホーム4連敗ですから。どよーんとしているなんてぬるすぎる。などと、思ってしまったのですが、まあ、傍観者の戯言ではあります。でも期待してるから言っているんで怒らないでくださいな。千葉ファンのみなさん。

▼しかし川崎さん。きちんと結果を出すところなんざ、たいしたものだ。これで、蘇我以上の専用スタジアムが等々力でなくても臨海部とかでもいいので出来たなら、川こえるけれど、見に行ってもいいかもしれない。そんな気になったりもしましたよ。

▼とにかく、ピッチのプレーを殺し、未来のフットボールを殺した、Jリーグと協会の責任はかなり重いといわざるを得ない。かえすがえすも、キチガイ日程によっていい試合がひとつ死んだ。そんな水曜日ではありました。悲しいなあ。しかし、本当に、日本のサッカー周りの大人に品がなくなった、と思った夏の夜。千葉のファンに代表される大方のJリーグファンがバカをみるような状況は好ましいものではないでしょう。といいつつ、キチガイ日程だから試合が壊れるなんてそんなことも予想できなかったのかよ、って言われたらしょうがねーなー(笑)。まいったまいった。

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