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martedì 31 maggio 2005

[020] Wear Your Love Like Heaven

MRIドノバンの名曲。

今、21世紀も5年過ぎた段階で、改めて考えるまでもないかもしれないけれど、あえて、マヌケなことをいえば、やはり、雑誌“びっくりハウス”から、The Beatniksでカバーされたこの曲は生まれたといっていいのではないだろうか?

高橋ユキヒロと鈴木慶一のユニットであるThe Beatniks。

このユニットが最初に世に出たのは「びっくりハウス」誌上であったことは、ヤザワに行かなかった日本語ロック好きな、現在のアキバ系やらアニメおたくやら、美大系な子たちと存在として、リンクする可能性が高い当時の若者にとっては旧知の事実なのだけれど、そのびっくりハウスや、高橋ユキヒロの深夜放送の肌ざわりとは異なる、言ってみれば努めてストイックな音楽世界を構築していたのが、ビートニクスなのではなかったかと思うのです。

いってみれば、高橋ユキヒロのシャイなお洒落さと鈴木慶一の抑制しない快楽とが重なったような。そんなふたりのスタンスがこの曲には如実に現れているようにも感じるわけです。

Beatniksが21世紀に入って発売したアルバムからのこの曲を聴いたとき、びっくりハウスで主催していた「エンピツ賞」に応募した自分の作品が佳作であったことが、なぜか、納得できたようにも思う。

渋谷の区役所通り、いや、そのころはすでに公園通りとよばれていた通りの一角で行われていた日本の頭脳の研磨行為。その削りカスを集めたところにこの曲は屹立しているような、そんな気がしてならないのです。

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