『泡盛』という泡盛
『泡盛』という名の泡盛を那覇で発見。北部でもあまり見ないのに、那覇の郊外にあった。とにかくその『泡盛』という名の泡盛である。
なんだそりゃ?。と知らない人は思うかもしれないけれど、知っている人にとっては、「泡盛好きで『泡盛』知らないのか?」というそういう泡盛が件の『泡盛』なのである(わけわからんな)。
沖縄県本部町並里58番有限会社山川酒造。ここがその『泡盛』という名の泡盛を製造している酒造所。そのため、この『泡盛』という泡盛は「山川泡盛」とも呼ばれているらしい。
店頭での『泡盛』という名の泡盛は、他の泡盛と比較してそこそこ値段が高いのだが、試して見ようかと購入。
ひとことで言うと真面目な味だと思う。泡盛らしい香りと旨み、微妙な酸味がきちんとあって、厭味がほとんどない。基本的に山川酒造所のこの『泡盛』は30度のアルコールなので生で飲むと当然きつい。少々の水で割るとぼくにはちょうどいいようだ。大量の水で割ってみたが、それでも泡盛らしさがしっかりのこる。良い酒じゃないかな。普通の沖縄料理だけでなく、その他この酒にあう料理もありそうだ。
山川酒造は社是として古酒(クース)主義。復帰前のブランデーやウイスキーが隆盛だった泡盛不遇時代から未来の古酒のために泡盛を造りつづけてきたという。代表的な現在の銘柄は「かなやま」、「珊瑚礁」。それぞれお土産店などでも目にすることができる。
「龍」という恐ろしいまでにすいすいいってしまう金武の泡盛があるけれど、この山川の『泡盛』、水で割ることでその世界に肉薄するような。この『泡盛』を20年おいといたらどんな古酒になるのだろうか?
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