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martedì 1 marzo 2005

連続カチャーシー2005

renkacha.jpgキャンパスレコードで予約していた“連続カチャーシー2005”を購入。2100円(税込)。ねぐらで聴きながらこの文章を書いている。

1000枚限定沖縄先行発売で缶バッジ付き。昨年12月26日の青山CAYでのライブの翌日、FMラジオに出演したのち数時間で録音したという話である。

“連続カチャーシー”といえば、金城実による超名盤が沖縄民謡史に燦然と光り輝いているわけだが、今回のアルバムは金城実&よなは徹のコラボレーションによる2005年盤というふれこみ。

1)連続カチャーシー2005(嘉手久~アッチャメー小~多幸山~天川~唐船ドーイ)
2)南洋帰り
3)姑ガナシ

1曲目は21分21秒の連続演奏メドレー。二人のかけ合いによる歌詞はアドリブ多数。この録音前夜、CAYで行われたライブに参加した、松田一利、内里美香も参加。2曲目は、金城実の十八番。あらあら、ビセマキ嬢もコーラスで参加。ついにレコードデビューか。ラストは金城実先生の独壇場。

金城実という歌者は沖縄民謡の大御所ではあるが、ぼくには他の民謡歌手とは異なり多分に「亜熱帯の歌手」というイメージが強い。父親とともに渡ったパラオや台湾での生活がそういったにおいを醸し出しているのかもしれない。未だ適切な言葉が浮かばないのだが、一種のバタ臭さというか、たとえばインドネシアのダンドゥトやマレーシアのジョゲ、P.ラムリー、パン・ワンチンなどを聴いた時と似た感覚を覚えるのだ。暑さと湿気にくるまれた濃密な熱帯の夜というか…。

一般的に沖縄音楽関係では、こういった彼のような沖縄の歌者の存在を語る時に米国のソウルシンガーやブルーズシンガーになぞらえる傾向があるわけだが(誠小などに対してもそうだ)、逆に沖縄民謡というものを亜熱帯(熱帯)アジア歌謡の系譜の中で語ることが可能なのかもしれないと金城実という歌者を聴いていて思うこともある。もしくは黒潮歌謡、はたまた偏西風歌謡とでもいうのか。

一方でよなは徹は昨年からカチャーシーづいているわけだが、“カチャーシー・ア・ゴーゴー”の同世代とのコラボレーションとはまた異なった魅力を見せているように感じる。そういった魅力もこのアルバムにはある。

現在沖縄限定発売であるため、沖縄旅行のついでか通信販売でしか手に入らない。内地の人間が聴くにはめんどくさい状況ではあるけれど、この5月に全国版が発売になるとのこと。ちょっと沖縄限定発売からのスパンが長すぎるという気がしないでもないけれど。

とにかくぼくにはかなり楽しめたアルバムであった。

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