[009] ふりむけばカエル
矢野顕子という人の声はドレミファソラシドの間の微分音を声で表現できる点で独特であるみたいなことを、二人目の旦那である坂本龍一が、インタビューかなにかで言っていたように記憶する。勘違いかもしれないけれど。
それでも、矢野顕子という人の声が学校で習う楽典では表現していない音をきちんとお金を取れる音楽の一部として表現していて、なおかつ気持ちよいという点については否定しない。というかできない。
そんな矢野顕子の名前を初めて知ったのは「火の玉ボーイ」のクレジットで。矢野誠の妻からYMOのツアーに参加し、坂本龍一の妻となり、多くの作品を発表してきた彼女の数ある曲の中で今でもよく聴いている曲。
なぜ、カエルなのか?。なぜ振り向いたのか?。よくわからないが、作詞した糸井重里氏の世界ではある。よくわからないけれど、そういうことだよな、と納得できる世界。
「そのときどぉぉぉ~~にかなぁ~ると」というフレーズに彼女の凄さのすべてが含有されてはいまいか?
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