« abbonament 04-05 | Principale | おせちは苦手 »

venerdì 31 dicembre 2004

安里屋ユンタという曲

「安里屋ユンタ」といえば沖縄民謡の代表曲としてしられ、沖縄民謡のコンピレーションアルバムを作れば、たいていフューチャーされる、そんな曲。

ヤマトグチの歌詞と沖縄情緒を感じさせるメロディーは多くの人の支持を受けていて、日本のミュージシャンがとりあげることも多い。沖縄のエバーグリーンソングといってもよいかもししれない。

ところが、この「安里屋ユンタ」は、昔ながらに伝えられた民謡ではない。

竹富島には伝統的労働歌である「安里屋ユンタ」と呼ばれる唄が伝えられているが、この「安里屋ユンタ」と件の「安里屋ユンタ」とは似て非なる曲であることを知ってる人も多いのではないだろうか。

ふたつの「安里屋ユンタ」はメロディーが若干異なり、歌詞に至っては、件の「安里屋ユンタ」はヤマトグチ。

そのため、件の巷で知られるヤマトグチの「安里屋ユンタ」のことを竹富島や沖縄民謡を習っている人の間では「新安里屋ユンタ」として区別している。

この「新安里屋ユンタ」=ヤマトグチの「安里屋ユンタ」は、竹富島に伝えられている「安里屋ユンタ」を基にして新しく作詞作曲された曲で、作曲者は宮良長包という石垣島の人である。

宮良長包は音楽教師として沖縄師範などで教鞭をとる傍ら、創作活動にいそしみ、200から300にのぼる曲を書いている。

なかでも有名なのが「えんどうの花」やこの新「安里屋ユンタ」。現在は沖縄民謡の代表曲のひとつとなっていて数々の唄者による名演が残る「汗水節」も彼の作曲によるものだ。

choho.jpg

彼に関する書籍は数多く出ているが、三木健 やいま文庫7 「宮良長包の世界」南山舎が新しく分かった事実も含めた著述がなされよいかもしれない。

石垣で出版活動を展開する南山舎から上梓された書籍。これまで出版されてきた長包の楽譜や参考書籍を調べるにも適しているかと思う。

南山舎は八重山手帳や、やいま文庫シリーズの8にあたる、「八重山の台湾人」で今月第25回沖縄タイムス出版文化賞正賞受賞などからもわかるように<八重山>というアイデンティティに立った編集が特徴の出版社。

|

books」カテゴリの記事

ryukyu」カテゴリの記事

TrackBack

URL per il TrackBack a questo post:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/21767/2377365

Di seguito i weblog con link a 安里屋ユンタという曲:

Commenti

新年明けましておめでとうございます。
「安里屋ユンタ」は、88年当時聴いていた坂本龍一のアルバムに入っていて、たぶん初めて自分でも自然に口ずさんだ(今でもハナウタ定番)沖縄の曲だと思います。「新」だったんですね。
確かネ-ネーズを引き連れてのライブなどにいった記憶もあります。

自分はもうひとつ「ちぃんさぐぬ花」もハナウタ?ソングなのですが、この曲も同じように確固たるオリジナルが存在するのでしょうか?興味は尽きないです。

Scritto da: socio napoletano | giovedì 6 gennaio 2005 a 09:02

新年明けましておめでとうございます。
「安里屋ユンタ」は、88年当時聴いていた坂本龍一のアルバムに入っていて、たぶん初めて自分でも自然に口ずさんだ(今でもハナウタ定番)沖縄の曲だと思います。「新」だったんですね。
確かネ-ネーズを引き連れてのライブなどにいった記憶もあります。

自分はもうひとつ「ちぃんさぐぬ花」もハナウタ?ソングなのですが、この曲も同じように確固たるオリジナルが存在するのでしょうか?興味は尽きないです。

Scritto da: socio napoletano | giovedì 6 gennaio 2005 a 09:05

ぼくはガキの頃聞いていて細野晴臣の「はらいそ」で再会したというかんじでしょうか。一応、竹富島を代表する曲ということになっていますね。

実は「安里屋」というコトバをタイトルに関する唄は全部で4つあって、ヤマトグチの「新安里屋ユンタ」、石垣島で唄われた「安里屋ユンタ」、竹富島の元祖(?)「安里屋ユンタ」、そして「安里屋節」と。安里屋節はぜーんぜん違うメロディと歌詞ですが。

今に残る沖縄民謡と呼ばれるものの多くは、昔から歌い継がれてきた来たわらべ唄や神歌および八重山や奄美の民謡などを基に、この100年くらいの間に作詞作曲されたものが多いようです。

たとえば、あっちこっちで「なーくにー」を曲名に関する民謡がありますがこれはもとは「みゃーくにー」で宮古の民謡がもとだったり。八重山の心の歌ともいっていい「とぅばらーま」はもともとは与那国という話を聞いたこともあります。

現在も新歌(みーうた)といってどんどん新しい民謡は作られ続けているわけです。なので例の「島唄」も立派な沖縄民謡といってもいいのかもしれません。ぼくが大好きな「ヒヤミカチ節」は作詞平良新助、作曲山内盛彬。戦後の沖縄人に「えいや!気合いれて立ち上がれ!」という思いで作られた曲。闘牛場でよくかかるし。燃えます(笑)。

「てぃんさぐの花」は、わらべ歌らしいですね。いま唄われている歌詞はあとでつけたんじゃないかと。沖縄三大教訓歌だそうですが。

そういえば、ゆいレールの「県庁前」駅では「てぃんさぐの花」、安里駅では「安里屋ユンタ」のメロディーが流れます。うーん(苦笑)。

Scritto da: nessuno | giovedì 6 gennaio 2005 a 10:25

Scrivi un commento



(Non visualizzato con i commenti.)


I commenti sono moderati e non appariranno su questo weblog fino a quando l'autore non li avrà  approvati.