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giovedì 19 agosto 2004

にっぽん

アテネ五輪で日本人選手が活躍すると力が入ってしまうというのは、ぼく自身がなんだかんだといいつつも国家によってもたらされる国籍というものに依拠して生活を行っているからなのだろうか?アテネ五輪での日本選手の活躍を見ながらそんな疑問を自分に投げかけてみてしまった。

しかしながら、彼等の活躍から、国家である日本というものを強く意識しているかといえば首をかしげる。日本国という国家ではなく、ぼくが感じる「日本」というイメージを体現する人々によってもたらされる勝利に酔っているといったらいいのだろうか。

国家、国、くに。それぞれ同じようだけれどそれぞれが意味するところは大きく異なる。ぼくは多分、国家については多くの疑問を抱いて暮らしている。それでも日本という「国」は好きだ。そして、「くに」―たとえば「故郷」といった漢字であてられる「くに」だが―への愛着もとても大きい。

ただし、この「くに」というのはかなり狭い範囲だ。この「くに」レベルでいえば、たとえば水泳の北島くんや女子レスリングの浜口さんを意識するべきなのだろうけれど、ぼくはそこまで入れ込めない。おそらく自分が見知っている、たぶん、人を一人か二人介すれば、その当事者に会えるというレベルが「くに」の話で、いわゆる「地元」ということかもしれない。

それでも北島くんと浜口くんの活躍をぼくは期待する。これはいわゆる「地元」関係者とか応援団とか言われる人々の持つ「くに」レベルの話ではなく五輪で活躍する日本のスポーツ選手たちへ「国」というレベル」でぼく自身が自分を彼等に投影して見ているからではないだろうか。

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